台風19号で気づいたこと

今年(2019)の10月12日、大型で「非常に強い」台風19号が、首都圏をはじめ広範囲を襲いました。

「今までの台風のなかでも最大限の注意が必要!」と、上陸の前からマスコミでも大きく取り上げられていました。この台風の約1か月前の9月9には、小型だが「強い」台風15号が、千葉を直撃ていて、大規模な停電や、壊れた屋根にブルーシートを張っている様子、ゴルフ練習場の鉄塔が住宅を破壊した映像などから、台風への脅威をいだいて、19号を迎えた。

つまり、十分に危機感を持って19号を迎えた稀なケースでした。

このような、心構えが十分だった、台風への対策だから、さぞ、問題なく対応ができたかというと、そう簡単ではありませんでした。もちろん、一概に台風といっても、風の強さ、雨の量、台風の大きさと速度による広域にわたる降雨量からくる川の氾濫の危険性など、想像はしますが、複合的に組み合わさることで、何に対して、どのように行動してよいのか、わからないものです。

特にこの台風19号は、大型で「非常に強い」台風であったため、川の氾濫、風による被害が心配でした。

私が住む町会でも、災害当日、避難勧告が出て、墨田区の防災無線が入り、近くの小学校が避難所として開設されたという防災無線が入りました。しかし、防災無線の声は、小さくて不明瞭なため、何を言っているか全くわからない状況。

町会の総務部長の判断により、町会の全戸を回り、避難所開設を呼びかけることになりました。急遽、LINEで町会のメンバーに呼びかけ、6人ほどで、全住戸を回りました。

町会費をもらっているかいないかに関わらず全ての住戸に声をかけることで、気づいたことがありましたので、記録のため、書いておこうと思います。

  1. 高齢者は、不安そうに避難したら良いのか否か聞いてきたが、避難したらよいか否かこちらもわからなかった。
  2. 歩くのが困難な高齢者は、あきらめたのか、呼びかけにも応じず、家にこもっていた。
  3. 表札もない家を訪ねると、民泊でした。中にはマレーシアの若者5人が不安そうにしていた。管理者からは連絡はないようだった。
  4. 避難所として開放された小学校とは違う学校(小学校、中学校)へ避難した方もいたが、訪ねた小学校は避難所にはなっていなかった。
  5. マンションの方々にも避難所開設を知らせましたが、反応は薄かった。
  6. 避難所はすぐに満員になり、避難所に滞在していた防災士が、区に対して別の避難所開設の要望をだした。