下町ドンツキの家

路地の突き当たり12坪の敷地に建つ

ここは、東京の下町墨田区京島。都心の近くでありながら、木造の低層住宅が密集している地域です。

また、曲がりくねった道が特徴で、独特な景観を作り出しています。

歩いていると、猫が寝ていたり、子供が道路に線を引いて遊んでいたり、どこか懐かしく心地よい街ですが、都内有数の木密地域として震災時の危険性が話題になっている地域です。

そんなこともあり、本建物では、耐震等級3の強度で設計してあります。

1.5倍の耐震強度!

耐震等級3とは、建築基準法で必要とされる強度の1.5倍の強度になります。災害時には絶対に壊れてはいけない警察署や、消防署と同じ強度です。

それだけの強度にすると建設費も高くなると思いがちですが、実は、通常の建物とあまり変わりませんでした。耐震性を高くするとフラット35の金利が安くなるのでトータルではむしろ徳なくらいでした。

そんな、典型的な東京の下町にあった古い木造の家の建て替えの相談を受けました。

2階LDK 光を取り入れる高窓はキャットウォークになっている
2階LDK見返し キャットウォークにつながる段々の棚は、猫の階段
階段、棚、手摺はシラカバ合板

かなや設計 環境建築家 金谷直政