もっとシンプルに家を建てる
「家の直売」
東京２３区に４０００万で土地つき一戸建てを建てる方法
・東京２３区に４０００万円で土地と家を手に入れる
・家の本当の値段はいくら？
・住宅メーカーや工務店の住宅が高い理由
・高くない家は可能なの？
・自分で家を建てる方法
・「家の直売」のススメ
・設計事務所を使うメリット
・設計事務所と建てるから安くなる
・設計料は高いの？
・どんな設計事務所に頼むとよいのでしょうか？
東京２３区に４０００万円で土地と家を手に入れる
東京をはじめ都会では、地価も建設費も高いため、戸建を諦めてマンションを買う人も多いと思います。
しかし、可能であればマンションよりも一戸建てが良いのではないでしょうか？
その理由は、
- 戸建は、好きな空間を作れる。
- 戸建は、路面に近い。実はこれが一番重要。マンションの場合、自転車に乗るために駐輪場に行くのも一苦労
- マンションだと、建替えや修繕、ペットなど、自分の納得の行かないことにも従わなければいけない。
- 新築マンションでは問題も少ないですが、２０年後のマンションでは問題が噴出してきます。
- 阪神淡路大震災では、危険と判断されたマンションでさえ一部の人の反対により建替え出来ないことが問題になりました。
- マンションだと、ガーデニングが出来ない。
- 車を維持するために駐車場代がかかる。ローンの返済だけで大変なのに。
これらのことは、皆さんもイメージとしては持っているのだと思います。
可能であれば、一戸建てにしたいけど、一戸建てに出来ない理由は、
一戸建ては高い！
からなのではないでしょうか？
だとすれば、一戸建てが安く建てられれば、迷わず一戸建てに住みたいのではないでしょうか？
「家の直売」プロジェクトは、そうした人とって、希望の家を実現する試みです。
無理なく家を買える金額はいくらでしょうか？
また、マンションの価格と同程度の金額はいくらでしょうか？
東京23区に、４０００万円で、土地と家を手に入れる方法があります
家の本当の値段はいくら？
家の値段って高いと思いませんか？
家電の値段や、今日のランチの値段なら高いか安いか分かります。
２０００万円もする買い物だと、桁が違いすぎて高いか安いかも分からなくなってきますね。
そこで、一般的な建て方をした住宅の見積が
どのくらい高いのか、お話します。
あまり、他では聞けない話だと思います。
家の工事費は、実際にかかる金額の約３割は高い！
と思います。
なぜこんなことになっているのか？
ちょっと説明してみます。
今までの住宅が高い理由
現代の住宅の価格には、
本当に建てるためのお金以外の費用がいっぱいあります
・宣伝広告費
・住宅展示場などの建設費、維持費
・営業マンの人件費
・会社として必要な経費（総務、経理、技術開発部、etc）
・実際には働かない重役の人件費
・従業員の福利厚生費
さらに
・消費税
これら全てが、今までの住宅の値段に入っているのです
高くない家は可能なの？
高くない家は可能です。
家が高いのは、上で書いたように、
本当に建てるためのお金以外の経費が多いからです。
これらを省くことができれば、もっと価格を抑えることが可能です。
その方法は、自分で建てることです。
自分で建てる方法
自分で建てる？
そんなこと、できるの？
できるんです。
やる気さえあれば、だれでもできます。
例えば、「産地直送の野菜は、新鮮で安い」ですね。
自分で建てる家はこれに似ています。
つまり、一般の野菜の流通ルートは、
農家→農協→市場→小売店→消費者 です。複雑ですね
一方産直の野菜のルートは
農家→消費者 です
こうすると、新鮮で、安く野菜を買えるわけです
これと同様に、
「職人（農家）」と「家を建てたい人（消費者）」がいれば
住宅を安く、しっかりつくることができるわけです
つまり「家の直売」です
「家の直売」のススメ
では、具体的にどうすればよいのでしょうか？
職人に直接家を発注することはできるのでしょうか？
昭和のはじめ頃までは、家は、そういう方法で建てられてきました。
しかし、現在はそう簡単ではありません。
職人に頼む前にすべきことが、いくつかあります
・設計
・確認申請
・場合によっては住宅性能評価
・見積もり
・信用できる職人を探す
・設計者による工事監理
・現場の管理
が必要になります。
これらのことができれば「家の直売」は可能なのです
設計事務所を使うメリット
では、「設計」「確認申請」「見積もり」等の発注業務をやってくれる人は誰でしょうか？
それが設計事務所に居る建築士です。
建築士は、建築の設計をすることができる国家資格ですが、資格だけでは家の設計はできません。
家の設計には、
家を建てる人の立場に立って、家を建てる人の利益になるように、
デザイン、機能、法規、コストをトータルにコントロールする必要があります
こういったことができる独立した立場の建築士が居るのが設計事務所です。
ですから、
「家の直売」の為には、
設計事務所を使うのが良いのです
設計事務所と建てるから安くなる！
しかし、今まで設計事務所って見たこともないし、
なんだか、頼むと高そうって思う人が多いのでは？
しかし、正しく設計事務所が機能すれば
そんなことはありません。むしろ逆なんです
設計事務所と建てるから安くなるんです
設計料は高いの？
よく、設計事務所に頼むと設計料の分だけ高いと勘違いしている人がいますが、
それは正しくありません。
設計と工事を別にすることで、相見積が可能なので、安くなるのです。
家の直売の場合は、更に安くなります。
つまり、
メーカーや工務店にまとめて頼んだ場合≧設計事務所に頼んだ場合＞家の直売
のように、順に安くなります。
設計料は工事費の約１０〜１２％、
「家の直売」は現場管理費もあるので更に約５％、
設計料と管理費の合計で、１５〜１７％です
３０００万円の住宅を「住宅の直売」で建てた場合、約３割は安くなるので
３０００万円×０．７＝２１００万円です。
３０００万円に比べ９００万円安くできます。
この差の中から設計・管理料（２１００万円×１５％＝３１５万円）を引けば
９００万円−３１５万円＝５８５万円です。
つまり、
設計事務所に頼んだ方が５８５万円安くなります
どんな設計事務所に頼むと良いのでしょうか？
設計事務所もどこでも良いというわけではありません
技術者として、マネージャーとして、
そして、家を建てたい人の頼りになる代理人でなければなりません
そのために、
設計事務所には、以下のような資質が必要だと思います
・構造、防水等、設計の基礎がしっかりしている
・断熱など環境技術に詳しい
・コストコントロールができる
・現場の経験が豊富
・話をきちんと聞いてくれる
・もちろんデザインもしっかりしている