■設計士への質問集 ■設計士(建築家)の仕事  ■建築家の仕事の進め方 ■病院・医院の設計のポイント ■建築家の選び方 ■かなや設計のホームページ

建物を建てたい、家が欲しいとお考えなら、■費用の点■質を守るというで、■希望がかなうという点で、建築家(※)に依頼することをお勧めします。


設計士をどう探し、どう選んだらよいのでしょうか?
ここでは、
建築家の探し方・選び方についてお話します。

設計士には特定のハウスメーカーや施工業者に従属する設計士と、これらの業者とは関係がなく独立性が保たれている設計士がいます (詳しくはこちら)。
ここでは、独立性が保たれている設計士である建築家の探し方・選び方についてお話します。

建築家をどう探し、どう選んだらよいのでしょうか?

グルメ雑誌に料理のおいしいお店だと書いてあるのを信じて食べに行ってみて、実際そうでもないことはよくあります。食事なら「仕方ない」でいっとき我慢すればすみます。
しかし、建築家の場合は評判だけで選んで設計を頼み、でき上がってみたら、よくなかったでは取り返しがつきません。

建築家も大勢います。
その中で依頼するための最低条件は、建てたい建物と類似の分野の建物の設計の経験があると安心です。
特に医療福祉などの専門性の高い分野の設計においては、使い勝手、医療収入、医事管理費、患者さんの満足度等に差が出てきます。

親戚や知り合いというのも選択肢のひとつです。
いい建築家がそばにいるならそれに越したことはありません。
しかし、知人だというだけの理由で頼んでしまうと、もし、自分の希望通りでなかったときにお互いにしこりを残してしまいます。
自分の希望を実現してくれそうか相談をしてみてから、判断しましょう。
気が進まなければ、理由を言って他の建築家を探すべきでしょう。
断わりづらいからといって断わらないでいると、かえって人間関係までおかしくなることが実はよくあります。

@情報集め
まずは建築家の情報集めです。
身近に、建築家に依頼してよい建物ができたと言っている知人がいれば、迷わずその建築家に連絡してみましょう。
そのような人がいない場合、
雑誌などで紹介された好きな建物の建築家に連絡してみるのもよいでしょう。
建築家のホームページを見て好きな建物があればその建築家に連絡してみるのもよいでしょう。
街でみかけた好きな建物の建築家をそこに住んでいる人に教えてもらうのもよいでしょう。
TV番組の「住宅探訪」で紹介された家で好きなものがあったら、それを設計した建築家に連絡してみるのもいいでしょう。

A見学依頼
次に、建築家が設計した実物をみることです。
住宅メーカーに頼もうとする人が、住宅展示場に足を運ぶのと同じことです。
その建築家に実際の建物を見せてもらいたいと頼みましょう。
あなたの依頼を受けてもいいと思っている建築家なら快諾してくれるはずです。
建築家から実物の建物の施主に頼んでもらうことで、その建築家と施主が竣工後もよい関係であるかがわかります。
アフターケアができる建築家かどうかの判断にもなります。

B実物の確認
実物の建物を自分の目でよく確かめましょう。
デザインの良さ、使いやすさを見るだけでなく、家の傷み具合もよく見ましょう。
外壁がはがれたり、亀裂をおこしていたり、よごれていたりしていないか、
内部もかびが生えたりしていないかをみることで、
メインテナンスを考えた設計ができているか、材料や設備選びに間違いがなかったか、施工中に施工業者の施工状況をしっかり監理できていたかがわかります。

C施主からの評価
そこに住んでいる人の評価を聞きましょう。
建築家が席をはずしたときに本音をきくのも大事です。あとで、電話で聞くなどしてもいいでしょう。

D予算の確認
予算の範囲でできたかどうか施主に確認しましょう。

E人柄と日程の確認
最後にその建築家と話し合いがうまくできそうか、自分のスケジュールと合いそうかを確認しましょう。
建築家の人柄とスケジュールが自分と合わなければ、満足のできる家はつくれません。

(※)このサイトでは、設計士のうちハウスメーカーや施工業者に従属しない独立性がある設計士を、単純化して「建築家」と表現しています(詳しくはこちらをごらんください)。